運営組織
トリジュクは平成29年度にスタートしました。初年度は、鳥取市立鹿野小学校4年生・鳥取市立鹿野中学校1年生・鳥取県立青谷高等学校の地域環境芸術コースの3年生を対象に、実践を行いました。
学校現場での実践は基本的に鳥の劇場により、そのサポートを鳥の劇場教育アドバイザーをお願いしている青山学院大学大学院苅宿俊文教授とその研究室にお願いしました。苅宿研究室からは、背景となる様々な理論、ツール、実践のノウハウなどをご提供いただいています。
また、学校とは緊密に連絡を取り、各種の情報共有を積極的に行なっています。保護者や地域住民も対象にした平成29年度事業の成果報告会も行いました。
授業実施と合わせて、平成29年8月には、鹿野小学校、中学校の教員を対象にした研修会を行い、この取り組みの意義の共有や、ワークショップ体験などを行いました。この研修は、平成30年度も行う予定です。
平成30年度に鹿野小学校、中学校は義務教育学校として新しい一つの学校、鳥取市立鹿野学園となりました。その学校運営の柱である新設科目『表鷲科』は、このトリジュクの表現ワークショップをメインにして考えられており、教科横断的に全ての学びの土台をなすものとして位置づけられています。実施学年は、全学年となりました。
青谷高校の平成30年度は、芸術文化系列3年生での実践となっています。