鹿野学園5年生 2018年6月レポート(2セット目)

トリジュク鹿野学園5年生 6/18,19日実施

「ドリコマ」を使って映像作品をつくる

ファシリテーター:モモ&ナッツ(國石、藤岡)
アシスタント:中川、村上、中垣、後藤
撮影:生田、浜田

まず、モモ&ナッツとは、昨年度から結成された鳥の劇場の二人組。
(モモ&ナッツ初登場のレポート http://torijuku.jp/report-project/青谷高校%E3%80%8012月レポート/ )
元気いっぱいのモモ&ナッツ!ワークショップに慣れている鹿野学園5年生はあたたかく受け入れてくれた。

【一日目】
1.ゲーム
[みんなで一つのホニャララ]
指定された人数でお題のものになりきるゲーム。
「三人で一つのりんご」と指示があれば、児童たちは三人を集めてその三人でりんごの形・イメージをつくらなければならない。
5年生は協力してゲームを楽しんでいた。はぐれたクラスメートがいると、手招きや声がけしてグループをつくっていた。大人数でものになるときは、それぞれの部分を見わけて見事にそのものを形づくっていた。

2.ワークショップ
[ドリコマ]
チームにわかれ、タブレットを使いコマ撮りの映像を作成。
チームごとに鳥の劇場のスタッフがつき、サポート・チームの様子の記録を行う。

・見本動画のコピー
ドリコマでつくられたいくつかの見本映像の真似をして、チームごとに映像をつくる。
4チームにわかれそれぞれ映像をつくり、中にはオリジナルの要素を加えたチームもあった。一度ドリコマを経験しているので(2018年3月)映像の真似は難なくやってのけた様子。

・お話をコマ撮り映像にしてみる
5月の表現ワークショップでつくったお話をもとに動画をつくってみる。
ドリコマを使い、ストーリーのあるコマ撮りの映像をつくってしまうというワーク。
表現ワークショップを重ねている5年生だからできると思う。
まず、チームごとに作品を選ぶのだが、中には作品選びが難航したところもあった。
チーム内でお互いのアイデアを出して形になる場合もあれば、意見が合わずもめることもある。
どちらにせよ児童たちが各々にアイデアを出し合っていたようだ。
作品は時間内にでき、チームごとに特徴のある映像ができていた。

3.リフレクションシートの記入

【二日目】

4.省察
担任の先生の進行で写真やリフレクションシートを使いながら、ゲームやワークショップの様子を振り返る。
その後、ワークでつくった作品を鑑賞。ブラッシュアップシート(作品を良い点や意見を記す)を使い、互いのチームの作品について意見を出していく。また、ワークで起こった出来事や良くしたいところ、目標などを児童たちが発表した。
最後に、撮影のコツをおさらいし再び撮影に臨む。

5.ワークショップ
[ドリコマ]
一日目に撮った作品をより良くしていく。
他チームのアドバイスを受け、自分たちで目標を決め、作品をつくっていった。
撮影後は、各々の作品を鑑賞。作品はコマ数が増えたり、より演技をしてみたり、ユニークなアイデアを組み込んだりとパワーアップしている。
先日と比べてより良くできた様子で、満足している児童が多いようだったが、中には先日のワークより楽しめなかった児童もみられた。

6.感想の記入
二日目の感想を記入した。一日目と二日目で変わったこと、感じたことを児童たちに記入してもらった。
「作品がよくなった」や「表現ができてよかった」など。「昨日より協力できてよかった」という感想もあった。