鹿野小学校4年生 2018年1月レポート
■WS事業6セット目
1/23(火)9:35~11:25・2、3校時
鹿野小図書室
◯WS
「鳥取県について調べたことを〇〇さんに、面白く伝えてみよう」
1.昨年12月に送ったビデオレターの、返事のビデオレターを全員で順番に見た。
相手の方(鹿野小学校1年生、モンゴルから日本に来ているセルさん、青山学院大学の大学生さん、沖縄の俳優・当山さん。)からの返事をビデオレターでもらった。
自分たちのビデオレターを相手の人が見てくれて、相づちを打ったり笑ってくれたりしている映像。「どんな気持ちで見てくれるかな?」「おもしろそうに見てる、よかった。」などの感想があった。見るのはうれしいが、自分の動画部分だけは恥ずかしいのかうつむいている子もいた。
2.グループごとに、返事のビデオレターを見た感想を出し合い、鳥劇の大人へ話す。
「おじさんがドアップでびっくりした」と素直な感想を言ってしまった後、これは相手に失礼だと気づき、「今のはなし!」と取り消すやりとりもあった。
3.グループごとに続きの映像「〇〇さんからの質問」を見る。
「鳥取県で一番好きな場所はどこですか?」「流しびなってどういうものですか?何月くらいにやるとか、決まりがありますか?」「二十世紀梨はどんな味がしますか?他の梨とどんなところがちがいますか?」「鳥取県に宇宙人/人魚はいますか?」「なんでトリピーの梨は大きいの?」「どういうルートで鳥取から沖縄まで来ましたか?」など。
4.質問に答えるための話し合い。
答えるために調べることと、それをどう伝えるか、どちらも話し合う。サポートにつく鳥劇は、調べるための資料をあらかじめ用意しておき、タイミングを見て支援する。
「旅日記」班では、情報を追加して冊子を完成させたい人と、発表のやり方を考えたい人に分かれ、分業で進んだ。郷土について書かれた本を図書館から借りてきたり、インターネットを使って調べたりと多くの情報を見つけることができた。リーダーが冊子づくりに専念して不在の中、発表のやり方を決めるには至らなかったが、「台本を作ろう」という意見が出て、必要なことを決めて自分たちで動き始める様がすばらしかった。
1/24(水)8:45~10:20・1、2校時
鹿野小4年教室、空き教室、廊下
◯省察&発表
1.橋本先生による昨日のふりかえり。(笑顔写真とRSシートの抜粋)
「鳥げきレポート」。昨日ビデオレターを見た時の、子どもたちから聞き取った感想を鳥劇の大人が紹介。
2.返事のビデオをつくるために、●なかみ ●伝え方 を工夫しよう。
3.グループで練習して撮影。
観光ブックを作ったり、寸劇にしたり、絵から人間が出てきたり、それぞれさらに工夫していた。時間が足りず、撮影時間を削って各チーム練習していた。短い時間でも内容を考え、しっかりした発表をしたいという4年生のこだわりが見えた。
生徒が作った「とっとり観光ブック」、「旅日記」は青山学院大学の皆さんによって東京の大学生に運ばれることとなった。