鹿野学園3年生③「わがままゲーム!」(2021年1月)
活動目標:クラス活動を楽しもう
ねらい:体で表現 する、なりきる。表現を受ける、読み取る。
2021年1月12日(火)13日(水)3・4限目(10:35〜12:10)@ランチルーム
進行:がっきー
GF:ごっちゃん、より、たろ 記録:奥田、中川
■1日目 1/12(火) 3,4校時 10:35~12:10
1. ウォームアップ(5分)みんなで
ブラブラ:指定された体の部分を揺らす
2. ゲーム1(30分)2グループで(クラス)
モノボケ:ものを使って何かのフリをする、ものを見立てる
(お題:ペットボトル、ガムテープ)
休憩5分
3. ゲーム2(25分)みんなで
ここはどこかくれんぼ:何かになりきって隠れているフリをする、場所のテーマを決める
4. ゲーム3(15分)2グループで(クラス)
ここはどこゲーム:場所にあるものを即興でやってみる、見ている人は
何の場所かあてる(お題:プール、海など)
5. リフレクションシート記入(10分)
■2日目 1/13(水) 3,4校時 10:35~12:10
6. ふりかえり(15分)
・昨日のリフレクションシートのテンショングラフ
・先生のふりかえり(リフレクションシートピックアップ)
・できごと動画
・鳥劇から昨日よかったことを伝える
7. ゲーム4 (20分)みんなで
・へんしんおに:オニに捕まりそうになったら何かのフリをしてオニから逃げる
8. ゲーム5 (5分)4グループ
しゅりけんがえし:グループで輪になり、しゅりけんを投げたり受けたりするふりをする
休憩(5分)
9. ゲーム6 (20分)4グループ
わがままゲーム:「〜だったらいいのになあ」とひとりが願いを言い、他の人はものになったりしてその願いを叶える。
叶ったら「ありがとうございます。」と言う。
10. ワーク(25分)4グループ
ここはどこゲーム:グループでお題を考え、ある場面をジェスチャーでみせる。他のグループはなんの場面かを4択で当てる。
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12月の活動の様子から、今回もゲームを多めにしたクラス活動を楽しめるメニューにしました。
今回諸事情で、ウォームアップのあとすぐにモノボケになり、時間が長くなったので、集中しにくいクラスもあったようですが、1つのお題でひとりあたり何パターンかできたのは良かったです。
ペットボトルが酸素ボンベやスモールライトや隕石になったり、ガムテープをふたりで振り子にみたてたり。
得意な子もいれば不得意な子ももちろんいますが、発想の自由さは素晴らしいなとおもいました。
不得意な子が考えているあいだ、みんなが急かさずまっているのも良かったです。
また、担任の先生も入ってモノボケしてくださったので、生徒のみんなも嬉しかったのではないかと思います。
つい楽しくなって先生も鳥劇の大人も、本気で当てに行ってしまいました。(反省)もちろんみんなも当ててくれていたのですが、次回はより意識的に生徒のみんなと想像していけるように回せればと思います。
前回、擬態かくれんぼがとても良かったので、少しステップアップして、場所のテーマを決めての擬態かくれんぼに挑戦。
お題が海だったら、3人でウミガメになったあと、イカになってみたり。
台所だったら、唐揚げを1から作ってみる子がいたり。
思い思いに場面の一部になっていました。
ここでも担任の先生が生徒と一つのモノをつくるなど、参加してくださったのがとても良かったです。
最後にクラスごとに場面を作ってお互い当て合って1日目は終了。
その日の先生との振り返りでは、
活動を楽しもうとしていた。モノボケは確かに長めだったが、次に何をやろうかと考える時間にもなっていた(H先生)
モノボケのレベルが高く、やれば出来るんだなと感心した。後の周になるほど、あれでもいいんだこれでもいいんだと、表現の幅が広がっていった。悩むタイプの子も最終的にできていた。思いつく子からやっていくのも良いのではないか。(T先生)
1人1人がパーツになってやる活動で、集中していた。全体のなかの一つになる表現活動は良いかもしれない。(K先生)
などの感想・ご意見をいただきました。
2日目はへんしんおにから。大人がおにで、生徒のみなさんがつかまりかける度に何かのふりをしていくだけの、見た目は不思議なおにごっこなのですが、意外にも大盛り上がり。
蛇になって襲う人、種になる人はみつかりかける度に少し成長している!など。
途中で、ずっと何かになってるのはいいの?と質問がでて、なるのは5秒間というルールが足されていました。
後半のわがままゲームは、モノを持ってきて、うけとって、ありがとう。のパターンが多い班もあったようで、
叶える側がモノになったり、用意する経過をやってみるなどの見本の見せ方でひろげてあげると良いようです。
遊園地の乗り物になったり、パリに行きたい子の飛行機や凱旋門になったり、保健室に行きたい子のベットや保健室の先生になったり。
みんなに叶えてもらう嬉しい経験や、さいごにありがとうと言えたりする点は、良かったなと思います。
最後にグループでお題を考えて場面ジェスチャークイズ。
ジェスチャーなので、当たったほうが良いだろうと大人は思っていたのですが、生徒のみんなは当てられない方が良かったようで、どのグループも4択をわざと近いモノにして撹乱しているのが興味深かったです。
グループでお題や、答えや、4択を決めるので、軽いグループワークのようになっていました。
なりきりっぱなしの2日間でしたが、概ねやりきってくれて良かったと思います。
ユニットを最小限にしてテンポをあげる、最初に楽しみ方をつたえる工夫、お題を真ん中におくなどアプローチの仕方を考えるなど、今回でた課題は次につなげられればと思います。