鹿野学園3年生①「むかしばなしメンバーチェンジ」(2022年6月)
2022年6月23日(木)、24(金) 3,4校時10:35〜12:10
進行:がっきー GF:ごっちゃん、タロ、みやじい、きょん
撮影:おく、ふじさん
★活動目標:いろんなアイデアを面白がってみよう
☆ねらい:意見をきいて共有し話し合う、イメージの共有
(6/23)
1.鳥の劇場あいさつなど〈みんなで〉 5min
2.ゲーム〈みんなで〉 15min
[あるくあるくチェンジ]スペースを歩き回って指示されたものになってみる
[へんしんかくれんぼ]何かになりきって隠れているフリをする、かくれる場所のテーマを決める
3.ワークの説明 5min
桃太郎があらたな冒険の旅に出発。連れていくお供の3匹の生き物を考えよう!
4.ワーク1〈個人〉 5min
[アイデアを考える]各自で、3匹のお供の生き物を考えて紙に書く
5.ワーク2〈グループ〉 15min
[組み合わせを考える]個人で考えた生き物のアイデアをもちより、グループでいろんな3匹の組み合わせを考える
休憩 5min
6.ワークの説明 2min
7.ワーク3〈グループ〉 10min
[組み合わせを選ぶ]いろんな組み合わせのポーズをとってみる。いい組み合わせをひとつ選ぶ
8.発表の見本 2min
9.発表〈みんなで〉 16min
選んだ組み合わせのポーズを、グループごとに発表する
10.リフレクションシート記入 15min
(6/24)
11.省察 45min
12.ゲーム〈みんなで〉
[へんしんかくれんぼ] 7min
13.ワークの説明 3min
14.ワーク2
[桃太郎・お供の生き物に性格をつける。年齢でも良い] 10min
15.発表〈みんなで〉 20min
選んだ組み合わせに性格をつけたポーズを、グループごとに発表する
16.感想の発表 5min
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三年生は、昨年度最後の表現ワークショップがリモート授業となってしまったので久しぶりの対面です。
二年生最後の授業では、グループごとに場面のジェスチャーをするというワークをしました。そのWSでは役割分担をして場面をつくってくれていたので、今回のワークも意見をどうにかまとめてくれるのではと思い臨んでいました。
まず、授業のはじめはゲームです。「あるくあるくチェンジ」では扇風機になる指示でほんの少しとまどった様子でしたが、その場にあった扇風機を見て真似する姿もありました。「へんしんかくれんぼ」はさらに楽しんでやってくれていました。宇宙にかくれるというお題には宇宙人やUFO、惑星、ロケット、スペースマウンテンオスゴリラというユニークなものになりきっていました。
ゲームの後はワークです。ひとりひとり三匹の生き物を考えて、その意見をもとにグループごとに三匹の組み合わせを決めます。
グループ人数は四人で、決める生き物は三匹です。スムーズに決まったグループは、二人の意見が重なった生き物一匹ともう二匹は意見が重ならなかった二人から一匹ずつという具合に決めたグループ。他には、意見を出し合う中で新しい生き物を取り入れるところもありました。三匹を決めるときには大きな争いはなかった様子で、活発であったり穏やかな印象。しかし、配役で思い通りにならない場面がありました。発表は桃太郎と三匹の生き物になりきってポーズをとるのですが、桃太郎が不人気で、配役が納得いかず発表ができないグループがありました。みんな、自分たちが決めた生き物をやりたかったんだなあと私反省しました。
先生は、表現するのに抵抗がない児童が多くみんな楽しんでいた。また、活動と遊びの区別がしにくく、グループでの活動の妨げになっているのではとのことでした。翌日の省察ではグループ内でメンバーのいいところを言い合うことをしましたが、多くの人が恥ずかしそうにしていたのが印象的でした。表現をするのは恥ずかしくないのに、褒めあうのは恥ずかしいようです。次回「褒めあうのを恥ずかしがる」という点はポイントになるかもしれません。
省察後の活動では、桃太郎役を大人にやってもらい、児童に生き物をやってもらうことにしました。
二日目は生き物に特徴や性格をつけてもらいます。独特な特徴の生き物になりきってくれました。のろいけど本気出したら速そうなオオカミ、すぐにあやまりそうなスペースマウンテンオスゴリラなど。生き物たちは、きびだんごを食べずその動物の好物を受け取ったりと、発表もユニークになりました。発表時間が長くなってしましましたが、生き物をやりきっていましたし、見る側も集中して発表を見ていました。