鹿野学園2年生➁「にんじゃ学校」(2020年7月)

☆学習目標:表現を人に伝える、人の表現を理解する。表現をやりきる。
☆活動目標:動きをよく見て何をやっているか考えてみる。なりきるのを楽しむ。

進行:がきぞう
GF:ごとまる、たろまる、じゅんじゅん、まやすけ
記録:奥田、中川

■1日目7/13(月)3校時 10:35-11:20@ランチルーム

とりげき忍者が来ます
1.紹介 とりげき忍者について(5分)

2.ゲーム(15分) 
半分にわかれて
・しのびこみの練習
みんなで歩き回る、打楽器がなっている間は歩いて、なりやんだら止まる
楽器のテンポで歩くテンポも変えてみる、打楽器の音の違いで止まり方を変える

3.ワーク1(15分)
グループで*6,7人5グループ
・しゃべらずの練習2
お題を身ぶりで伝えて、見た人にお題を当ててもらう。ジェスチャーゲーム
お題はくじ引きで決める。お題は「具体的な動作」
例:はみがきをする、てあらいをする、べんきょうする、おふろにはいる、等

4.ふりかえりシート記入(10分)
  
■2日目7/14(火) 2校時 9:30-10:15@ランチルーム

5.ふりかえり(5分) 
ふりかえり動画と、先生方から昨日の感想

6.ゲーム (10分)
グループで*6,7人5グループ
・しゅりけんがえしの練習
グループで円になって、誰かにしゅりけんを投げる、受けるふりをする
受けた人は同じように、誰かに続けていく。

7.ワーク(20分)
グループで*6,7人5グループ
・しゃべらずの練習3
「しゃべらずの練習2」の発展版、設定したキャラクターになりきって、ジェスチャーをする
例:おじいさんが、おばけが、にんじゃが、等
8.ふりかえりシート記入(10分)

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とりげき忍者ふたたび!
2年生の皆さんが1年生の時に出会ったとりげき忍者がまたやってきました。
まずは、忍び込みの練習。
打楽器のテンポに合わせて歩き、合図で止まったり、木や岩になったり。
合図をごくシンプルな変化にしたため、音を聞き分けるために集中してくれた。軽快にリズムをとって歩いてくれる人も。
1日目のワークは日常の中にある動作のジェスチャー。
さすがジェスチャーゲーム2年目のみなさん。とりげき忍者の見本の間も、当てようと次々手が上がり、楽しみ方をわかってくれている様子。
『傘をさす』というお題で傘のヒモを外すところから表現したり、『シャンプー』というお題で、予洗いしてからシャンプーを泡立てて‥と細やかな表現も見られた。中には自分たちでお題を管理し、手をあげた友達を当てるなど自主的にワークを進めるグループもあり、概ね積極的に取り組んでもらえたように思う。
その日の先生との打ち合わせで、M先生からは、
小さい声でもよく話を聞いていた。ジェスチャーをとても上手にやっていたし、考え込む人がいなかった。クイズだったので集中していた。
もう一人のM先生からは、
『難しさは面白い』ということ。しっかり聞いている様子だった。自信がない子も、お題を引きなおして最後まで表現をやりきっていた。
との感想をいただいた。

2日目はふりかえりから。
先生がたは、
『友達の動きをよく見て、とりげきの話をよく聞いて、打楽器の音の違いもよく聞いていてすごいと思いました』と、みんなが『聞けていた』ことを褒めておられた。
今回初めてのゲーム、手裏剣返しは、イメージがしっかりしているのか低学年でもきっちり受けることができた。穴という穴から手裏剣を出す人、取り損ねて落ちた手裏剣を拾いに行く人、見えない手裏剣をグループみんなで見ることができた。
ワークは昨日の動作に、『○○になって』をプラスしたジェスチャー。
例えば、『忍者が寝る』で周りを気にしながら忍びながら寝たり、病気になってシャボン玉をふいたり『~が~する』に発展したことで、表現が豊かになった。
ワークの最後は、M先生の提案で生徒のみなさんが投げた手裏剣をとりげき忍者がキャッチ。
ときおり先生に加わっていただけるようなワークショップを今後も行えればと思う。