鹿野学園2年生⑦「にんじゃがっこう」(2023年1月)

活動目標:「伝える」を楽しむ。アイディアに反応して表現する。
ねらい:他人の意見を聞いて、反応して、表現してみる。空想してみる。

2023年1月11日(水)の3校時(10:35~11:20)
場所:プレイルーム 進行:ごとえもん GF:ムラムラサイ、ふじ丸、たろ丸、もち助

●1月11日(水) 1日目

1.ウォームアップ 15min 〈円になり距離をとって半分の人数で交互にやる〉
 [しのびあし] にんじゃのポーズで楽器に合わせて歩いたり止まったりする。
 [しゅりけんがえし] しゅりけんを投げたり受けたりするふり。◯◯なしゅりけんに発展させる。

2.ゲーム① 10min〈半分ずつ〉
 [よげんのおふだ] お札に書いてある指示をみんなでジェスチャーする。

3.ゲーム②  10min〈5グループに分かれる〉
 [しんせつにんじゃ 旅行編] 1人の人が「〇〇に行きたいな〜」と言う、親切な忍者たちは、言われた場所をジェスチャーで表現する、叶えてもらった人は「ありがとう!」と伝える。これをグループごとで、1人ずつ叶えていく。
(思いつかなかったり、前に言った人のアイディアが面白いと思ったら繰り返してもいい☆)
鳥劇にんじゃは1グループに1人付き、丁寧めに表現をひろって共有する。

4.ふりかえりシート記入 10min

ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー*ーー

●1日目レポート by もち助

1.
 [しのびあし] 全員。2つのチームに分かれて交互にやる。(やるチームは広場、見るチームは階段)
  見るチームになった途端に集中が途切れてしまい他のことに興味がいってしまう子がちらほら。やるチームになると面白がってやってくれていました。見るチームの位置を鳥劇側で決めちゃうのもアリだし、「あなたたちも同じゲームの中にいるんですよ☆」という認識を持ってもらえる何か(何か:ペアを作り、1人はやる、もう1人は見るにする。チーム対抗にする。など)を渡しても良さそう。

 [しゅりけんがえし]全員がひとつの大きな円になる。2つのチームに分けて交互にやる。(円なので、見るときは座る、やるときは立つ)
  みんな上手。エネルギーの受け渡しを感じられるくらい上手。渡し方、受け取り方に個性が出ていて面白い。受け取って素早く渡す子もいれば、慎重に誰に渡すかを考える子もいて十人十色。もう一回やりたい!という声が出るくらい、楽しんでくれていました。

2.[よげんのおふだ] 時間調整の為、この日はやりませんでした。

3.[しんせつにんじゃ 旅行編] ここからグループワーク。5グループに分かれてやる。
  1班(5人)•••楽しくやってくれた。みんな自分のアイディア(やってほしいこと)がはっきりあった◎
  2班(5人)•••最初はどうやればいいか分からなかったのかあまり動かずでしたが、大人が少し援助するとパッとすぐやってのけた。ふざけるの大好き。徐々に調子が上がっていった。
  3班(5人)•••やりたい子が率先してアイディアを出してくれていた。途中で2人が離脱、最終的に3人でやっていた。仲が悪いわけではなく、やりたくない子がいた。はじめのウォーミングアップで、もう少しフォローしたり対処できる部分があったかもしれない。
  4班(5人)•••【行きたい場所】というお題から【やりたいこと】に変化した。「季節を自由に操りたい」というのをやってみた。自由な発想でGOOD! 途中で飽きちゃったのか2人が離脱し最終的に3人でやっていた。
  5班(4人)•••楽しくやっていた。行きたい場所を聞いた忍者たちは「にん!にん!」と掛け声をかけて自分の役をやる。掛け声ひとつで、集中やまとまりを感じられたので、忍者たちで掛け声するの良いかも。
  
一人一人の個性が豊かで出力が得意な子が多い天才学級。だからこそ、自分以外の子の表現にも興味を持って受け入れられると学級全体でもっと成長できそう。理解すれば行動は早い子が多い印象なので、鳥劇側もハッキリとルールを提示してあげることが必要だと感じた。