鹿野学園2年生③「にんじゃ学校 〇〇の伝説」(2021年1月)
活動目標:「伝える」を楽しむ。表現をみて・きいて・面白がる。
ねらい:思ったこと・考えたことを体で表現しよう、表現をよくみよう
2021年1月18日(月),19日(火) 3校時(10:35~11:20)
進行:がきぞう GF:ごとえもん、むらむらさい、たろまる、風のふじまる 撮影:奥田、三輪
■1日目(1/18)
1.ウォームアップ(10分)グループで:しゅりけんがえし(しゅりけんを投げたふり受けたふりをする)
2.ゲーム1(10分)みんなで:よげんカード(カードに書かれた様子を体で表現する)
3.ゲーム2(10分)グループで
:わがままゲーム(わがままを言った人のわがままを叶えるようなジェスチャーをしてあげる)
4.ふりかえりシート記入(10分)
■2日目(1/19)
5.ふりかえり(10分):できごと動画、担任の先生からのコメント
6.ウォームアップ(5分)グループで:しゅりけんがえし
7.ワーク(25分)グループで:伝説日記(あるキャラクターの一日をみんなで自由に考えて物語にする)
8.感想(5分)
活動目標である「伝える」「反応する」のウォーミングアップとして、ゲームはしゅりけん返しからスタート。
同じようなゲームで、自分を指して「わたし」と名乗り、誰かを指して「あなた」と、受け渡していく演劇ゲームもあるのですが、集中が必要。しゅりけんが飛んでくるかもしれない警戒がちょうどいい集中になって、低学年にはこっちが良いなと思いました。感心したのは、キレ!1年生もよくやってくれましたが、さすが2年生。キレキレです。そして、誰から誰に渡されているのかとてもわかりやすかったのも印象的でした。小学生の1年間って大きいのだなと思わされます。しゅりけんを切ったり、刺さったり、バリアをはったりになる時もあったので、(それはそれで面白いのですが!)受け渡すというゲームの趣旨を説明を丁寧にしてはとの意見が振り返りで出ました。とはいえ、しゅりけんが何個も多発することなく1個を回せていたり、二人で回し続けることもなく、概ね伝わっているなという印象でした。
今回初めてのよげんゲームは、それぞれのイメージで反応するため面白かったです。「床がツルツルになる」というお題で、止まっている反応をしていた人がいて、止まっているから滑らないと言っていたのは、なるほどなと思いました。「時間がゆっくりになる」の時に、スローモーションをしている大人を見て真似てくれたり、面白い反応がたくさん見られました。
わがままゲームも初出しでした。見本でゲーム機や、ゲームのキャラクターも混ぜて見せたので、物になってみる人がいました。例えば「ゲームがしたいなあ」で、ゲーム機を持ってくるでも成立してしまうのですが、そこをゲーム機や、画面の中のものになれたりするところに面白さがあると思っていたので、それがとても良かったです。「髪型変えたい」でサッと美容室にあるものや、美容師さんになったり。「南の島に行きたい」で波やヤシの木や椅子になったり自由に動けたグループが多かった印象ですが、中にはアイデアが出にくいグループもあったようなので、より良い流れを作れるような改良ができればと思います。
先生との振り返りでは、しゅりけん返しは、早くできるのも目当てがあってよかった。よげんゲームはよく覚えているなと感心した、よくやれていて意外だった。わがままゲームはグループによって差があった。という感想をいただきました。
2日目はしゅりけん返しは少し飽きていたようなので、違うゲームにしてもよかったかなと思います。
ワークの伝説日記は、軽いグループワークになるので2年生の終わりに来るのは良いなと思いました。話のつじつまを合わせたり、オチをつけたり、スラスラ話ができたりするグループもあれば、下ネタや死んじゃう方向で盛り上がってしまうグループもあったので、まだまだ改善の余地はありますが、専用ノートに書き込んでお話ができていく達成感、本が出来上がる喜びもあり、これからブラッシュアップしていきたいと思います。