青高⑦「台本をつくってみよう!」(2021年12月)

目標:台本をつくってみよう。
ねらい:前期で培ってきた力を生かして、演劇づくりに挑戦する。課題解決するために、他の人と関わり合う必要性を知る。

2021年12月8日(水)6・7校時 14:10-14:55,15:05-15:50 多目的室、会議室
対象:青谷高校3年「地域環境芸術」コース18名(男子10名、女子8名)
進行:鳥の劇場(しゅうせい(齊藤頼陽)、れなぞう、タケ、YO-KONG、ふじさん)

1.省察   〈みんなで〉     10min
ふりかえり動画を見る。コメントを伝え合う。齊藤さんの紹介。

2.タオルバレー   〈3グループ〉     15min
アイスブレーク。6人×3グループ。※5では、このグループ1つにつき2つに分ける。

3.「うん。」のいろんな言い方を考える   〈3グループ〉 20min

4.「うん。」発表 10min

5.「うん。」を使った短い台本に挑戦   〈3人組6グループ〉 25min
6つのチームに分かれて、短いやりとりを考える。時間内に近くにいる大人に見せ、撮影する。

6.RS記入 10min

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○これだけ書ける人たちなので(RSを見ながら)今日は授業の最後にふろうと思っていたが(色々ユニークな感想など聞けるかと)時間がなくなってしまって残念でした。
○今日は今迄とは違い「穴開き台本」と言う、かなり演劇の専門的な内容に初めてのチャレンジだったけれど、生徒たちは、はじめ緊張していただろうか?
しかし、やってみたら?楽しみながらよく出来たので良かった。    

以上中川談

○「(ゲスト講師)齊藤を囲んで。」
齊藤「いきなり、かなり専門的な内容だったので、自分としては、いつも以上に、丁寧に…説明多めでじっくりやるよう心がけた」
中川「みんな相変わらず、このクラスはホント聞き上手!時間が足りなくなったけど(全員で)結果的には、良く出来たので、結果オーライ」
筧「(カメラのアングルなんかも)みんなに、よく見えた方がいいですよね?なんて言って撮りなおしたりしていた。」
瀧下先生「(今日は、出席番号順、しかも3人組の小グループと言うリスキーな組み合わせだったが)もはや、どう組んでも柔軟に対応出来るようになっている。」
齊藤「はじめの(アイスブレイク)タオルバレーで、悪い意味の目立ちたがり、仕切り屋が居ないクラスで、(鳥劇の)みんなが今年の人たちは一味違うと言ってた理由が直ぐ飲み込めた。協調性があり、ソフトに「譲り合い」の精神があり、常に相手を思いやる、気遣いが感じられた」
石原先生「と言って、誰も言わないようなら?自分がハッキリ、ズバッと言う事も出来る」(全員)「そうですね。決して受け身、消極的なのではない。」
齊藤「こう言う雰囲気なので次週も、今回の事を踏まえ、色々な状況を細かく考えて、更に想像を膨らませてゆけば大丈夫、充分出来るよ」
齊藤、石原先生「次回は、これをもっと活用して、前後を付け加えて、もっと面白いシーンを作る」ことにしましょう。

○多くの生徒が(18人中15人!)「うん」と言う、ごく短い台詞でさえ、実に色々なニュアンスや意味の違いがあり、表現の多様性がある事に気遣かされた、と指摘。「他の言葉でもやってみたい」等積極的な意見も聞かれた。
○今日もY君の亦新たな面、才能を発見、発揮。おもむろに、マスクを外して、フォークとナイフを使ってステーキを食し、瞳を輝かせ「うん!(美味しい!)」と感嘆の声を上げる、シーンの一人芝居を演じてくれた。
あれは誰か、固有の人を想定していたの?(すかさず)「海原雄三がモデル」・実に、鮮やかだった。
亦、それをみんな誰も、羨むでもなく、冷やかすでもなく自然に認め、感心して見守る様子もよかった。
○生徒たち、お互い、遠慮し過ぎていない。
三人で「うん」の入る状況を考えると言う事で、最初はやれるかなぁ?と思ったけれど、リーダーになれる人が、静かな人に「どうですか?」とさりげなくふる、それについて残りの一人も交えて文字通り知恵を持ち寄って、みんなで発展的に考える、理想的な流れでどのグループも、やれていて感心して見ていた

以上石原先生談

*武中雑記*
初めての齊藤講師、直ぐ場に溶けこんで、みんなも舞台経験豊富な彼から新しい情報や、アドバイスを得ようと全員で前向きになれたのは、清々しかった。
「アイスブレイク タオルバレー」
中々回数稼げない、どうも2.3回が多く、10回繋がらない!見かけより難しいぞ。しかし、和気藹々取り組みながら。三つのチームどこも。色々工夫して6.7回以上繋がりはじめる。前回の名前オニに続きこの人達向け絶好のアイスブレイクになった。
「穴開き台本」
私が主に撮影していた班は、先ずCの「うん」を、自信満々か?それとも無いのか?決め、2つくらいの候補を選んで「それに絡むAは?どんな状態なのか?」更にBは?…とみんなで意見を出して、段階的に考え進めて行った…
やっていくうち、設定を次第に細かくフォーカスし、イメージを絞りこんで、大胆に演技出来るようになっていたので撮影時には迷い無く演技に集中していた。

以上タケ記