青高②「身体を使って伝えよう」(2023年6月)

★いろんな人とイメージを共有しよう。
☆課題解決のために、他の人と関わり合う必要を知る。

進行:鳥の劇場(安田茉耶 武中淳彦 坂口涼子 中川玲奈)
日時:2023年6月14日(水)3・4校時10:55~12:35   会場=青谷高校武道場

1.省察活動   35min
 省察について説明し、前回の写真や映像を見て思い出す。
 「グラフ当てゲーム」リフレクションシートを使って対話し、自分たちの良さをみつけていく。
 異グループでシャッフルして、自分たちのグループの良さを伝え合う。
 撮影 10min
 自分たちのいいとこ3つを語り、写真と動画で撮影。
2.「集まってポン!」 〈みんなで〉 15min
3.みんなで一枚の風景を作る 〈グループ〉 20min
 グループごとに、お題の場所の風景を喋らずに作るゲーム。出来上がったら見ている人にどこの場所かを当ててもらう。
4.リフレクションシート記入      10min

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前回欠席者が中川を助ける形で参加してくれて、よかった。ふりかえりながらやりとりしつつほぐせたのでは。「いいとこ発表」の撮影もいい感じにしてくれた。
〈集まってポン〉とても雰囲気よかった。大人数グループもあれば、敢えて1人2人になるようなユニーク回答も多く、「穴子か?確かに!」など共感する声も聞かれた。シングル回答が続いた子に、2人がすっと近づき、「3人組」になる想定で自分達の好きなものを「後から」探す新システムにアレンジしていた。ナイスアイデア!
〈風景〉見本でやってくれたN先生の「レンゲ」が効いたのか、参加のハードルは下がったよう。1巡目から「自分たちでお題考えたい!」という班もあり、相談する様がよく見られてよかった。2巡目では、「あれ?打ち合わせなしのルールは・・・?」とたずねると、「あ、これは打ち合わせじゃなくて、励ましだから!」とのこと。なるほど、うまい!!
風景当ててもらう前に自ら「再生ボタンおして!(動きつけるから)」という班も次々とあり、のっていた。
次回に向けて:毎回、省察活動まで1週間空いてしまうので、「やってみたあとの感想の伝え合い」など言語化のワークは、当日のうちに(RS前に)取り入れよう。「やった」「書く」「伝え合う」の流れで。

U先生の感想
○最初はなかなか乗れなかった。言語化が課題。
○此の人達は最初何か(身体を)動いてから(アイスブレイク等か?)の方がいいのかな?
○前半、何やるのか?解っていない人が多かったように思う、しかし…
○後半の「みんなで一枚の絵をつくる」に入ってからはうってかわってノリノリで!やっていてもっと時間が欲しい!感じだった。
○「集まってポン!」最初此れはちょっと大変かなぁと思って見ていたけれど、困った子が居ると傍に行って一生懸命助けてあげる子などが現れて良かった。
N先生の感想
○普段、一緒に遊んでいるような「内輪」で仲の良い友達ではなくて、余りよく知らないような人と協働する中ではじめて見えて来る事があり、新鮮に感じられる。そんなことが我々大人の社会でもよくありますが、そう言った事を此の授業ではじめて経験する子が多いだろう事は大変有意義だと思います。
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メモ:
○今回は事前に鳥劇四人もRS書いてみた。「グラフ当て」難易度調整して、伝え合いのきっかけになる感じ。慣れてくれば発展させておもしろがれるかもしれない。
○先週「呼ばれたい名前」をかえたい、と言ってた人も3人いたが結局かえないで(前回の儘で)行く事になった。
○中川のまきこみ、みんなの中にずけずけ入っていくコメント、よかった
○休憩後のポンは良かった(流れ的に)
○「風景」時間が足りなくなりそうだった。ギリセーフ。
○「レンゲ」はハードルを下げるのに有効(「棒立ちOK」)だが、それだけにならないよう留意。
○生徒から「来週もこのグループなの?そろそろ飽きて来た」と言う意見も聞かれた…超積極的!次々知らない人と協働を望む雰囲気は望ましい
○武中チーム、もっと生徒に任せては?(沈黙を埋めず見守っては?)
○「自分にしか言えない事」を熱心に探す子、「自分から積極的に次々言う子」「聞かれたら?言うような子等が見られた。新鮮な「協働」の中で色々な姿が見られて良かった
○ボーリングの「球」をやった坂口さん!一番大変な役を大人にやってもらうまきこみ方いい。