青高②「体を使って伝えよう!」(2020年6月)
活動目標:体を使って伝えよう
学習目標:伝え方を工夫して、いろんな人とイメージを共有しよう!
2020年6月10日(水)3・4限(10:55~11:40・11:50~12:35) @青谷高校武道場
進行:やすだっち、タケ、えちごてぃー、れなぞう、ふゆゆ 記録撮影:よまる、ふゆゆ
1.省察 15分
鳥劇から「省察」とは何か?という説明。笑顔ラッシュ、ふりかえりのスライドを見る。
2.集まってポン 15分
お題に対して仲間を集めるゲーム。「好きな色」「好きな寿司ネタ」「前回のグループ」という3つのお題で実施。
3.アイスブレイクゲーム 20分
「円になって自己紹介」→「名前おに」→「拍手回し」
生徒は前回と同じグループ、鳥劇メンバーは前回と異なるグループに入る。
「拍手回し」ではグループごとに行った後、チーム対抗で50回まわすまでのタイムを競う。
※休憩
4.エアボール回し 10分
2チームに分かれて、想像のボールを受け渡していくゲーム。
5.ジェスチャー伝言ゲーム 20分(35分)
前半と同じ4チームで、チームごとに一列に並び、お題をジェスチャーのみで最後尾の人まで伝える。
「蚊」「じょうろ」「DJ」などのお題で実施。
6.リフレクションシートの記入 (15分)
※ジェスチャー伝言ゲームがのびてしまったため、持ち帰って書いてもらうことになった。
■■■■■
初回から2週間があいたため、生徒の皆さんがどのような反応をするか少し不安もあったが、武道場に入ってきた時から元気な挨拶をしてくれた。スライドショーを使って前回の振り返りをした際には、他の人の個性あふれるリフレクションシートや、自分が写っている写真を見ておもしろがりつつ、思い出すことができていたと思う。
その後の「集まってポン」では「好きな寿司ネタ」というお題のときに「サーモン」で過半数ほどが集まるグループになったり、「ツブ貝」や「あん肝」など少数派の答えも多く出たりなど、個性あふれる結果となった。
拍手回し・エアボール回しでは鳥の劇場が率先しなくとも、生徒の皆さんが積極的にいろんなやり方にアレンジしていた。最初はそのまま拍手・エアボールを回していた子も、段々と自分なりにアレンジする様子が見られた。これは自分の表現が認められる・受け入れられる空間が自然とできていた、とも読み取れると思う。
最後に行ったジェスチャー伝言ゲームでは、伝わっていないと思ったら更にワンアクション付け加える子も多く、自分の中にあるイメージをどうにか相手に伝えようという意志が伝わってきた。
先生からは「ジェスチャー伝言ゲームでは、伝わらなくても一生懸命頑張って表現していて良かった」という感想をいただき、伝わるか伝わらないかの前に”伝えようとする”こと自体が良いことだ、ということが共有できたのではないかと思う。
今回は総じて自分の意思やアイディアを体で表現し、相手に伝えようとする様子が見えた。次回は更に演劇的な表現にチャレンジするので、自分のことも相手のこともおもしろがって活動できるような雰囲気、そして他者との関わり合いを積極的に持てるような雰囲気づくりを心がけたい。
【運営上で気をつけたい点】
今回、ジェスチャー伝言ゲームが終わった時にリフレクションシートを書く時間が残っていなかった。ファシリテーター全員が時間配分を意識し、お互いに声を掛け合っていなかったことが原因だと考える。次回以降は全員がファシリテーターとして時間配分を意識した進行を心がけ、このようなことを無くしていきたい。