青谷高校2019年度1回目レポート

■5月22日(水)3~4校時(→短縮授業)欠席者2名・4限からの参加2名。
活動目標:お互いのことを楽しく知り合おう!
学習目標:「自分の当たり前」と「他の人の当たり前」は違うことに気づいてもらう。
進行:安田・中川・齊藤・越後・武中 記録:奥田・筧 レポート:武中

1.自己紹介と説明 10分
表現WSで何をやっていくのか、授業の目的と目標の提示。
ニックネームをつける、RS(リフレクションシート)を書く、ことについての説明。
開始前に、壁ぎわ、離れていた人たちも、初めの声掛けだけで、スクリーン前に集まってくれた。

2.[集まってポン] 10分
お題に対して、仲間を集めるゲーム。
2~7文字のフルーツに(色、味等)→小グループへ。
タケチーム:Kとは集まってポンで一緒に。[もも]の[うっすら、ほんのり甘い]を大事にしようと。

3.アイスブレイク 20分
五つのグループに分かれ、鳥劇がそれぞれに入る。
「名前オニ」→「拍手回し」→「エアーボール回し」(だんだん変化させる)。
グループによって、[名前]を呼ぶ、覚えるという目的を忘れ、追い掛け回す鬼ごっこになる組も。
タケチーム:お互いの名を呼ぶ、気恥ずかしさやら[もぅ知っとるわ]感からか?
単なる鬼ごっこに。風邪ひきが三人、[それにしては元気じゃん?][風邪ン時はいつもハィテンション]→高校生、元気である。
「拍手廻し」、こちらは概ね段取りよくテキパキうまく行った模様、高校生溌剌としている

※休憩※

4.しかしラリー 15分
「カタルタ(接続詞が書かれたトランプ状のカード。)」の「しかし」だけを使って、言葉をつなげる。
全員の円でやってみる。大人2回の後、生徒一人目に「しかし」を渡してみると、少し考えて、思いついてくれた。
そのあと、お題を適宜変えながら、全員成功。中には、お題を「そっちじゃない方」とリクエストする人も!

5.カタルタ自己紹介 20分
前半の5グループに分かれ、カタルタを使って自分の事を、または好きな事を語る。
1週目「好きな食べ物」→2週目以降「自分の好きなこと何か」など。グループによって時間がくるまで続ける。
タケチーム:
Tは頑丈な外見のいかつかさとは裏腹に繊細で細やかな気遣い、家族想い。
Yは、動物園、水族館に通う、見かけと違った学術肌のアカデミックな姿勢。Aはスポーツに青春を賭けるナイスガイ
好きな食べ物(では余り盛り上がらず)というより、自分の拘りのある物や得意分野、休日の時間の使い方に至る迄、得意分野にフォーカスして想像力豊かに自説を展開。
三巡めでは①[カタルタ]のルールを逸脱、5つのカードを先ず捲って(その子のとき、偶々最終的に説明的なものばかり5つ並んだせいもあって)→自分の好きに並べ換え、自由な短い物語を語りはじめる子②それとは別に→Tが友人に[おまえ、普段自由にお話をいくらでも創作する、あれやってぇな]→やり始める→再びT[え?固いなぁ…普段通りに伸び伸びやってよ]→云われる儘、カタルタの五枚の接続詞を並べつつ小咄に花咲かせてくれる。
→このような、必ずしも,初めのルール設定には納まりきらない(時に逸脱する)スケールを垣間見せ乍ら既に、雄弁に語って呉れた。いかにも流暢に話せる子、たどたどしく、しかし思い付くまま生き生き話す子、唯一、話の苦手なスポーツマンには他の子が[おまえスポーツについてやれよ]茶々入れつつ→カタルタの接続詞に誘われる儘言い切っていく。良いテムポで廻っていった。このグループの男の子たちは概して物怖じしなひ、細かい事に拘り過ぎない、アィディアマン揃い。ある程度、期待と興味を持って楽しく取り組んで呉れているよう。

6.リフレクションシート記入 10分→5分

→タイムキープがうまくいかなかった。特に「5」。それぞれグループの流れを尊重するので「時間切れ」合図を出しにくい中、担当の先生が声がけしてくれたおかげで、なんとかRS記入する時間を確保できた。
→その他、ファシリテーターの説明の言葉が足りなかった場合、他のスタッフが復唱したり類似のことで声がけして、もっとテムポよく運ぶようにしてゆきたい。他にも同様の事でファシリテーターが楽に運べるやうになる要素は幾つかある。
途中から参加の子も迎え入れたり、お互いの距離感を使い分けたり、大人の雰囲気。今日は[初めて]入ってきた大人たちを生徒たちは暖かく迎えて呉れたと思う。