鹿野小学校4年生 2017年12月レポート

■WS事業5セット目
12/18(月)14:10~15:45・5、6校時 / 12/19(火)14:10~15:45・5、6校時
鹿野小図書室、4年教室、空き教室、廊下、
◯WS
「鳥取県について調べたことを〇〇さんに、面白く伝えてみよう」
事前に、橋本先生に他教科で表現WSができないか相談したところ、ちょうど社会科で鳥取県のことを調べているとのことで今回の取り組みとなった。会場も図書室と、雰囲気を一新しての1回目。
1.社会科でこれまで調べたことを、チームごとに鳥劇の大人に伝える。
2.〇〇さんに、の部分。誰に伝えるかを各チームで選ぶ。
東京の大学生/外国人/島根県の人→やるチームなし/沖縄県の人/鹿小1年生。
決まるまで時間がかかった。
例:3班は、第1希望の『東京の大学生』はすぐに決まったが、第2希望で『島根県の人』と『鹿小1年生』で意見が割れた。『島根県の人』を希望した理由については、「となりの県で仲が悪いから鳥取を知って和んでほしい」「島根の人(筆者)がこの班にいるから」という意見が出た。『鹿小1年生』を希望した生徒の理由は「兄弟が一年生にいるから」「1年生に伝えるのは難しいけど、難しいからやりたい」というチャレンジする気持ちが見受けられた。それぞれ理由を言うことができ、こだわりつつも合意をめざして話し合う姿があった。RSにも「表現WSで初めてもめた。」などの言葉があり、議論した自分たちを客観する視点があった。
伝える相手を決定。休憩時間に全チームの要望を聞き、大人も交えて調整した。
3.どうやって面白く伝えるかを考える。
寸劇/クイズ形式の発表/「旅日記」、などそれぞれのアイデアを発表。2班と5班は実際にみんなの前で「こんな感じ」とほぼ即興でやって見せた。RSシートでは、印象に残ったできごととしてこの場面を全員が挙げていた。「実際にやってみたらすごいおもしろかった」「こうやればいいんだ」「すごく工夫されていてびっくりした」「やっぱりげきみたいにした方がいいかも」など。
◯省察&発表
1.橋本先生による昨日のふりかえり。(笑顔写真と子どもたちからの感想を省略)
RSシートの提示。「2班と5班の発表」を全員挙げていた!※ただし、前日早退した子がいて、「ぼくのだけない」と笑って指摘してくれた。
「もっと調べて内容をくわしくしたい」と書いてくれた子にインタビュー。
2.「おもしろく」=劇。「調べる」=社会科。
おもしろくはすでにバッチリ。調べるは・・・?つなぐきっかけといえば、
中島「きっかけがないとはじまらない!」で登場。
本時の目標提示。「〇〇さんを本当にお願いしました。なので、本当にビデオレターにして送ります。3分くらいの「劇」にして、撮影しよう!」
3.それぞれグループワーク。
鳥劇1名ずつ入り、調べ方を支援したり、移動に同行したり、○○さんの代役として発表を見てあげたり。やり始めるとこだわりが出てきてて、撮影までなかなか進まず。
4.試し撮り。
「もっと納得のいくものにしたい!」という子どもたちのすばらしいこだわり。25日に鳥劇が再訪し、本撮影することになった。