鹿野学園2年生⑤⑥「ジェスチャーゲーム!」(2022年12月)

活動目標:体を使って伝えよう。
ねらい:よくみる。よく聞く。やってみる。
2022年12月8日(木)、9日(金)の3校時(10:35〜11:20)
場所:プレイルーム 進行:れなさん、ムーちゃん、もっちー

●1日目:12月8日(木)
1.ウォームアップ、鳥劇紹介 10min
 「あるいたりとまったり」「あるくあるくチェンジ」:合図に反応して、ストップや変身。
2.ゲーム ①相手をさっち!サッチャーゲーム〈ペア〉10min
 即興で対のものになってみる。見本:「バットとボール」
 「見合って見合って〜」目と目を合わせて「◯◯と●●!」の合図で変身。同じ形(あいこ)になったら、さっと変化。
3.ゲーム ②ジェスチャー伝言ゲーム〈5グループ〉15min
 お題の難易度調整しつつ。(スポーツ系、動作、物体 など)見ているグループも予想しながら楽しむ。
4.感想シート記入 10min
●2日目:12月9日(金)
5.ふりかえり 5min
6.同じゲームをやってみる 35min
 「あるいたりとまったり」「ジェスチャー伝言ゲーム」で難易度あげつつバランス調整。
7.感想 5min

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●1日目(12月8日(木)10:35〜11:20)
〈あるくあるくチェンジ〉
れなさんが奏でる楽器の音に合わせて歩いたり止まったり、モノになったり動物になったりするゲーム。
みんな音をよく聴いて反応していました。どんどん難しくなっていくお題にも果敢にチャレンジしていました。

〈①相手をさっち!さっちゃーゲーム〉
ペアになって2つのお題のどちらかになるゲーム。(あいこになったらどちらかが譲ったり率先して変えたりして成立させる)
バットとボール、スプーンとフォーク、サンタクロースと泥棒、ハンバーグとナポリタンなど、どんどん難易度をあげていってもそれぞれの答えを見せてくれ、楽しんでいた様子。

〈②ジェスチャー伝言ゲーム〉
1グループずつステージの上でジェスチャーゲームをしていく、観ているみんなも何がお題なのか予想しながら楽しむゲーム。
ゲームをするのが1グループずつなので、沢山待つ時間があるグループもありましたが見る側も楽しんでくれている様子でした。見て楽しむ雰囲気、とても良かったです。
答え合わせの時にリポーターをしてくれる子もいて、みんな積極的に参加してくれていました。

●2日目(12月9日(金)10:35〜11:20)
〈昨日のふりかえり〉
鳥劇メンバーからコメントを言った後、昨日の授業の様子をまとめた動画を鑑賞。
昨日のことをはっきり覚えている子もいれば、動画を見て思い出している子も。前日休んでいた子にとっても何をしたか分かる手助けになっていたようで良かったです。
「やってみる」は花丸!「よく見る」もできてた。今日は「よく聞く」もっと意識しよう。ということでスタート。

〈ウォームアップ:リズム渡しと、あるくあるくチェンジ〉
ふりかえりの時間を経た2年生は、体を動かしたくてうずうずしている様子!
そこでまずは、リズムをよく聞いて、まねしてやってみるゲーム。手が上手なので、足もつけていきます。大人でも難しいリズムに子供達は必死に食らいつき真剣に遊んでくれました。そして、あるくあるくチェンジ。心も体もあったまり、ホクホク状態のみんなはどんなお題がきても準備万全です。昨日よりもバリエーション豊かに楽しんでくれていました。レベルアップしたお題(1日目はゴリラ→2日目はフンフン のように擬音系なども出題)も自分なりに表現したり、お友達と一緒に作ったり。
昨日やっていた さっちゃーゲームを組み合わせてお題が2つになっても、自然と近くの人とペアになっていたりと対応力も素晴らしかったです◎

〈ジェスチャー伝言ゲーム〉
昨日と同様、1グループずつステージにてゲームをする流れ。
今日は順番を変えてもいいよ!と伝えると、グループ内で揉めるグループもありましたが、なんとか全グループがゲームセット!少し時間が余ったので、全グループ一斉に同じお題でジェスチャー伝言ゲームをしました。最初のお題から それぞれのジェスチャーで変化していく答えに、お題をもらった先頭の子達は、膝をついて悔しがったり愕然としたりとリアクションもさまざまで楽しんでいる様子でした。

☺︎鳥劇側の改善点
・1日目、さっちゃーゲームを始める前のペア作りと整列に少し時間がかかったので、次回からは【並んでペアを作って広げる】というように、段取りを組んでおく。
・2日目、楽しい!もっとやりたい!をどうまとめるか。最後にもう一つお題追加してしまったため、時間がなくなり、鳥劇からの感想で終わってしまった。気持ちをまとめて「学び」につなげる為にもテンションを落ち着かせる為にも、先生や子どもたちからの感想を聞く時間の確保。

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この学級は何事も楽しめる生徒が多い印象でした。一人一人の気持ちが強いので、まとまるというよりはそれぞれに楽しんでいて、その中でも やりたくない!という生徒がいても、誰かはその生徒の横にいてくれるので、個々同士の関わりは強いんじゃないかなと思いました。次回のワークショップでは、クラス単位で行動する時や今後のグループワークを見据えて、友達と協力すること、チームワークを意識できるようなワークを提案します。