鹿野学園2年生⑤⑥「ジェスチャーゲーム」(2021年12月)

活動目標:集中して楽しく活動しよう
ねらい:体で表現して、相手に伝えてみる

全体ファシリテーター:ガッキー
グループファシリテーター:ごっちゃん・たろさん・ふじさん
記録:れなぞう・おくさん

++++++1日目++++++ 12/1(水)3校時(10:35-11:20)

1. 前回の思い出し(7月トリジュク時の動画)とウォームアップ(手足運動・リズムに合わせてモノになる・しゅりけんがえし)
1年生と比べるとおとなしめで静かに見ていた。大人になってきたのかな?
今盛り上がっていいのか、思いっきりやっていいのか、様子を伺っている感じです。
たろさんがしゅりけんを受ける際にバリアをはると、バリアを破ってどんどんしゅりけんを投げるジェスチャーをするなど、やってもいいんだと安心するとのってくる様子でした。

2. ジェスチャーゲームの見本
「スポーツ」「どうぶつ」「モノ」
楽しそうに笑いながらしっかりと見て、ピシッと手をあげて答えを発表する様子が見られた。

3. ジェスチャーゲーム〈4グループに分かれて〉
やりたいお題を選んでじっくりやっていた。集中してやってくれた。
「野球」で守る方をジェスチャーしたり、「クワガタ」をやるためにまず木を表現しようとしたり、視点がユニーク。
見ている側も、手首の動きで「ほうき」とわかるなど細かい動きを見てよく答えていた。
「いもむし」の動きを1分くらいずっとやり続けたコのやりきる力がすごい。また、それを諦めずに当てようとしてくれて、それがやっている方の励みになる。当ててもらうと嬉しい。
表現のレベルが高かったので、翌日のワーク(二人組ジェスチャー)にもチャレンジしてみた。やる側も答える側もうまくやっていたので二人でやってみた。自分で役割を決めて二人で「キリン」を表現できた。

4. リフレクションシート記入
子どもの方から「もっと難しいのがやりたい」という意欲的な言葉が出た。
「明日は自分で考えたお題でやってみよう。何がやりたいか考えておいてね」と気持ちを明日につなげた。

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はせがわ先生:丁寧に見ていただいてよかった。お題を(考えるのではなく)選ぶのがよかった。動く時間が多くてよかった。

++++++2日目++++++ 12/2(木)3校時(10:35-11:20)

1. ふりかえり
昨日の映像を静かに見ていた。

2. ウォームアップ(だるまさんの日常)〈みんなで〉
このワークが大好きな様子、全員のテンションがあがった。

3. とっておきジェスチャー〈みんなで〉
自分が考えてきたお題ジェスチャーをしてそれを当ててもらうのだが、前日の「もっと難しいこと」という言葉のとおり、大人の想定を超えた独創的なことをするコが多かった。
床に寝転んで足で回転を繰り返すジェスチャーの答えは「くるくるくん」とのこと。
くるくるくんとは???しかしてそれを当てるコ。「どうしてわかったの?」「友達だからわかる」
単純に、「だるま落とし」というお題ではなく、「だるま落としが失敗してイラつく」という場面をジェスチャーするコも。
友達のやることを一生懸命に目を離さず見ている姿に感心した。「何やってんの?」「わかんないよ」と言うコは一人もいなかった。

4. グループジェスチャーゲーム〈2グループに分かれて〉
「海」「動物園」「運動会」「クリスマス」「お正月」
相手グループにお題を聞かれないように、ヒソヒソ話で集中して相談できていた。「アドバイスをするよ」と言うとしっかり聞こうとしてくれた。
お題にはない「わらべ館」をやろう!と言い出すコがいた。発想が豊か。

5. 感想発表
5人が手をあげてそれぞれ「楽しかった」と発表してくれた。

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課題:みんなにやらせてあげたいという気持ちがあり、予定より時間を10分オーバーしてしまった。時間の流し方がルーズになりがち。やりたいことをやる為にはどう行動すべきか、時間内にやらないと楽しくできないんだよという姿勢を見せるほうが良い。