鹿野学園1年生①「しつもんリレー」(2020年6月)

☆活動目標:体を動かして楽しく活動しよう
☆学習目標:話をきく、受けこたえの練習

進行:ガッキー
GF:ごっちゃん、ホーリー、ゆかぽん 記録:ユッキー、ふゆゆん

■1日目 6/15(月)2校時 9:30~10:15 @プレイルーム

1.鳥劇紹介、ゲーム1  (15分)
 ・あしじゃんけん:スペース内を歩き回り、足を使ってじゃんけんをする
 ・あいさつさんぽ:スペース内を歩き回り、すれ違う人に挨拶をしていく

2.ゲーム2 (15分)
 6人ずつの3グループにわかれ、それぞれで実践。
 ・みえないボールまわし:輪になって、隣の人にボールがあるつもりでボールを渡していく、渡すときに「はい」と掛け声をかける
 ・なまえまわし:「みえないボールまわし」の掛け声を名前に変える、隣だけでなく向かいの人も呼んでみる

3.ワーク「しつもんリレー」 (10分)
 6人ずつの3グループにわかれ、それぞれで実践。
 輪になって、隣の人に質問していく質問に答えた人はまた隣の人に質問をする、答えて→質問するを順にやっていく

4.感想をふりかえりシートに記入 (5分)

■2日目 6/16(月)2校時 9:30~10:15 @プレイルーム

5.ふりかえり (5分)  
前日の様子を見る/担任の先生から昨日の感想

6.ゲーム1 (15分)
・ホーリーとあしじゃんけん:ホーリーと同じものを出した回数は?
・あるいたりとまったり:スペースを歩き回り、合図でとまったり、指定の人数で集まったりその後あいさつしたりする

7.ワーク「しつもんリレー」(15分)
 6人ずつの3グループにわかれ、それぞれで実践。
 ・しつもんリレー+みんなでやってみる:「しつもんリレー」の発展版。
 ひとりずつ質問に答えた後にみんなで質問に関わる動作をやってみる。好きな動物→みんなでなってみる

8.ゲーム2 (5分)
 全員で輪になって、隣の人にボールがあるつもりでボールを渡していく「みえないボールまわし」

9. 感想をふりかえりシートに記入 (5分)

************

1年生あらわしかワークショップ第1回目。
鳥劇と1年生はじめましての日。
ワークショップってどんな事するの?と緊張もあるのか、プレイルームに静かに入り座る1年生。
18人と少なめな事もあり、落ち着いた空気でワークショップスタート。
あいさつさんぽは少し恥ずかしいようで、目をあわせるのをさける人も。
まだまだ自分の世界の意識が強い年齢で、対象を変えながら色んな人と目をあわせ、あいさつするのははずかしいはず。よくやってくれたと思う。
驚いたのが、ボール回し。丁寧にまわしていけるように、無対象でガラスのボールをみんなでそーっとまわしてみると、一旦ポケットにしまってネズミに変えてだしたり、重さや大きさを変えたり、自然と発展していった。鳥劇の見本で、少し重さを変えた時があったが、それをみてとったのか。楽しんでいたらそうなったのか。面白い。
2日目のはじめは、先生のふりかえり。昨日初めて書いたふりかえりシートで感想をかいていた人に、先生が「どうゆうところが楽しかった?」とたずねると「ボールを気をつけて回せて楽しかった」との答え。「鳥劇さんに、みんなが丁寧ですばらしいとほめてもらいました。先生がほめられたんじゃないよ。みんながほめられたんだよ。今日もいろんなことができるようになるといいね。」と先生に声をかけられ、子ども達はうれしそう。
2日目は1日目にやったことをすこし発展させてものに、「なってみる」を加えた。
誰かの好きな動物に、グループの人たちでなってみる。
グループごとの活動だったが、食べたがるグループがちらほら。ウサギになれば人参役の人を食べ、猫になればネズミを追いかけ…。ここでも自然に遊びが発展していた。
少しほどけて1日目よりわちゃっとなったが、これでこそ1年生という感じ。
やわらかくなった空気をうまく次回につなげていければと思う。

今後:インタビューリレーで自分の事を話すのがはずかしい子が多い場合、好きな○○、嫌いな○○から、○○な動物は?(例:大きな動物といえば?)などに変えてみてはどうか。