鹿野中学校1年生 2017年12月レポート

■WS事業4セット目 
WSの相談
12/19(火)9:40~11:30・2、3校時 / 12/20(水)14:00~14:50・5校時
鹿野中学校ランチルーム
◯WS
「ちょっとだけ演劇の台本を書いてみよう」
全体の進行を村上にし、齊藤がフォローに回ったことで、より緩急のリズムがついていた。
1.アイスブレイク。「体を動かして、頭も柔らかくしようゲーム」
「拍手回し」:慣れてきたらかけ声を「はい」→「ワッショイ」など変えていってみる。
「歩いてどーも」:鳥劇も交え、いろんな人と目を合わせてあいさつ&ハイタッチ。
2.「おはよう」だけで、演じてみよう、当ててみよう
鳥劇が例として4パターンの見本を見せる。セリフは、「おはよう」だけ。
(言い方や人の配置で関係性が違って見える。)
6グループ(3~4人ずつ)に分かれてつくってみる
話し合って、設定・関係・場所を考えて、シーンをつくってみる。
一見難しそうだったが、グループで話し合っていくうちにアイデアが出てきて、「会社」「殿様」などユニークな設定も生まれていた。
3.それぞれ発表。
発表する時は「伝わるようにしよう」、見る時は「どういう設定か当ててみよう」と投げかけた。関係を想像しながら発表を見ていて、当たるとどちらもうれしそうだった。
4.「はぬけ台本」を完成させよう
夕食時の会話の一部が空白にしてある。そこをグループで話し合って書いてみる。最後にタイトルをつける。書けたら配役も決めて声に出してみる。男女逆にしてみたり、母子をそれらしく演じたり、工夫が見られた。
◯省察&発表
1.先生方による昨日のふりかえり。
T1=担任の尾崎先生。T2=表教務主任。PDCAサイクルの中で、今日の自分たちは今どこなのか、確認してスタート。生徒たちからの感想と、先生が看取ったことを具体的に提示。子どもたちは少し緊張しながら聞いている。「自分たちが無意識に工夫しているところを、先生が見つけてくれ認めてくれた!」そういうくすぐったいような誇らしいような表情も見られた。WSを学校生活とは切り離された時間にしない、「先生による省察」の意義を実感した。
2.グループで自分たちのいいところ、工夫したところを話し合って発表。
3.台本をブラッシュアップ。
昨日できた台本を見直してもっとよくしてみる。鳥劇もサポートする。完成したら、見学の先生たち一人ずつ回って発表していく。作り直す前後で何を変えたかも説明する。

■校内授業全体研究会
12/20(水)15:00~16:40
鹿野中ランチルーム
参加=中学校教職員、苅宿先生、鳥劇中川。
1.授業者の尾崎先生による自評の後、意見交換。
先生方3人グループに鳥劇も1~2人ずつ入って話し合い。「ちょっとイメージがわいた」「話し合いがスムーズにできそう」「培われたものを他教科で使えばいいんだ!」などの感想と、教科にしていくための課題「ねらいの達成度、到達目標が見えずらい」「評価をどうやってはかっていくのか」などの意見が出た。
2.質疑応答・助言。
各グループからの発表や質疑を受け苅宿先生からの助言。また、表先生が配布したメモ「表現ワークショップおよび表鷲科について」がよくまとめられている。鳥劇にとっても、実際に表鷲科の授業を組み立てようとするとき、このメモは手がかりの一つになる。