青高⑥「ちょっとだけ台本!fet.くんちゃん」(2020年11月)ワークショップ

活動目標:演劇ワークショップ~台本をつくってみよう~
学習目標:前期で培ってきた力を生かして、演劇づくりに挑戦する。課題解決するために、他の人と関わり合う必要性を知る。

2020年11月18日(水)3・4限目(10:55〜12:35)@武道場 
進行:くんちゃん、れなぞう、やすだっち、タケ、えちごてぃー 記録撮影:よまる、ふじさん

1、 省察 10分 
ふりかえり動画を見る。鳥劇や先生からのコメント。齊藤さん(くんちゃん)の紹介。

2、 タオルバレー 15分
4つのチームに分かれてアイスブレーク。連続して打ち返した数の多さを競う。

3、 「うん。」のいろんな言い方を考える 20分  
例で「え。」のいろんな言い方を見せ、グループで「うん。」を、できるだけたくさん考える。

※ 休憩

4、 「うん。」発表 10分
各チーム特に面白かった「うん。」を選んで発表する。

5、 「うん。」を使った短い台本に挑戦 25分
8つのチームに分かれて、短いやりとりを考える。時間内に近くにいる大人に見せ、撮影する。

6、 リフレクションシートの記入 10分

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前回(4ヶ月前)のふりかえり動画を見て、「思い出した〜!」と皆。
今回、全体の進行を務める齊藤さん(くんちゃん)とは、以前、彼らがまだ小さい時に小学校の授業などで出会ったことのある生徒もいた。
4つのチームに分かれてのタオルバレーでは、なんとか勝利しようと、一人の得意な人が連続で打ってから他の人に回す、というチームや、最後に数を発表する時に数を水増しする(!)チームなど、作戦はいろいろ。
うまく打ち返せない他の子に、アドバイスやフォロー、「がんばれ〜!」と声かけをする子もいて、やさしさを感じました。連続で打ち返す数を増やすために、もっと工夫がしたかった、という声も。
体が温まってきたところで、演劇づくりへと入っていく。
「え。」のいろんな言い方を鳥劇が実演してみせる。「『え。』は状況で決まる」ということを、皆しっかり理解した様子でした。
そしてそれを応用し、皆には「うん。」のいろんな言い方を考えてもらう。
たくさんのアイデアが浮かぶ子や、なかなか浮かばない子、思いついたアイデアがあっても書くのをためらい、背中をちょっと押されて書いた子など、それぞれでしたがどのチームも用紙を全部埋めて、提出。
そして、その中でも特に面白かったものを各チーム発表。
先生が入ってくださったチームでは、先生に「好きです!」と告白する場面を、照れることなく堂々とやっていました。結婚の申し込みをして、承諾してくれるパターンと、フラれるが開き直って明るく「うん!」と切り返すパターンの二つでセット、という工夫をしたチーム。他の人と話している時に話しかけられ、「うーん!?」と、ちょっと機嫌悪そうに返す、というチーム。謎の猫集団が出てきて、通りかかった人が「うげげ〜!」と言ったことに対して「……うん。」と、ちょっとひいて見ている人がいる、というチーム。
それぞれに工夫と楽しさがあって、演技としてやってみて、とは言わなかったのに、しっかりと演技をして見せてくれました。
その後はさらに発展し、「うん。」を使った短い台本に挑戦。
三人ずつ、8つのチームに分かれて、穴あき台本の台詞を考え、シチュエーションやどの役をやるか、などなど決めて、撮影。
これも、どのチームも本当に面白い。
いろんなバリエーションも、自ら出てきました。同じ場面でも、一度ひとりが外に出て行って、また戻ってきてから台詞を言ったり、大きな動きをつけてみたり、立ってやるパターンと座ってやるパターンをやってみたり、役を入れ替えてみたり。
いろんなアイデアが次々と出てきて、すごいなと思いました。
私は今回、高校のWSに初めて参加させてもらったのですが、高校生の皆は、大人の自由さと、子供の自由さを併せ持っているように感じました。
演劇を初めてやったとは思えないくらい、堂々と人前で、演技をする。
かと思えば「無理無理〜」と照れる。でもアイデアは沢山出る。
友達のフォローをするやさしさと、友達の発言にツッコミを入れる頭の回転の速さ。とにかく出せるものは出す、という動きの人と、一歩引いて、客観的に見る、という人。引いていても、他人がやることを楽しく見ている。
そんな彼らを、記録としてですが見ていて楽しかったです。
(ふじさん)

★タケメモ★
①「台詞」言い回しのあれこれに様々な意見があるのは当然だけれど、生徒たちのちょっとした仕草や動作、リアクション等に「演技」力や、工夫が見られる。
②特に二度三度撮った組には、全員に顕著に見られた。
元々アニメ世代、動画世代・でもあるだろうがこのwsを通じて培ってくれたものもあるのではないかと思う。(人前で臆せず自分の感じたことを云う、表現することへの)「慣れ」も大きい、大切かと。
③大きな班(6人)の時は、主に活発な男子がイニシアチブを取り食い付きは良く、それに女子がクリティカルなコメントを添える形。小さな班になると、私等がかなりおとなしい、内向的なタイプだと思っている子も、しっかりハキハキと発言、行動出来る,みんなが進化したのか?元々潜在能力高かったものが徐々に見える形で現れてきただけだとは思うが、外部から、今日は本当に久しぶりに訪れた私達にこんなにハッキリ認識される程かわってきているのには、若い生徒達の可能性をまざまざ感じさせられた。