青高①「お互いのことを楽しく知り合おう!」(2021年5月)

活動目標:お互いのことを楽しく知り合おう!
学習目標:自分のことを話すのに慣れてもらう。相手の話にあいづちをうちながら聞くことで話を引き出してもらう。

2021年5月26日(水)5・6校時14:10-15:50  青谷高校武道場
対象:青谷高校3年「地域環境芸術コース」18名
進行:鳥の劇場(やすだっち、れなぞう、タケ、YO-KONG、ふじさん)

1.アンケート記入  5min
2.授業の目的と目標の説明  10min
3.ニックネームを考えよう  10min
4.アイスブレイクゲーム 〈グループ〉  20min
「円になって自己紹介」→「わたし・あなた」→「拍手回し」→「エアボール回し」

〈休憩〉
5.全員で拍手回し、エアボール回し〈全員〉  10min
6.「カタルタ」を使って自己紹介〈グループ〉  20min
7.リフレクションシート記入  10min
8.先生より感想  5min

今年度の初回。先生によると、みんな直前の授業の時から、鳥の劇場が来てワークショップって何やるんだろう…?と、不安だった様子。
でも、れなぞうの話が始まると、みんなれなぞうに注目。集中して話を聞いてくれて、また、笑いもちらほら。ちょっと緊張がほぐれてきたかな。
そしてニックネームを考えるのが早い。みんなすんなりと決められる。
グループに分かれてアイスブレイクのゲーム、あちこちで楽しそうな笑い声。
自分のニックネーム、相手のニックネームを呼び合って、覚える。
拍手回し、速い!あるいは不思議なリズム、誰か遅い?そこ、同時に鳴らしてるし!いきなりの逆回転あり、油断はできない。速いだけが能じゃない。あえてゆっくりためて回したり。拍手を回すだけで笑いが起きる。
見えないボール回し。やすだっち「ここにボールがあります。見えますか〜?」ぶんぶんぶん、と首を横に振る子。だが、回していくうちに、ボールが大きくなったり小さくなったり、粉々になってしまったり。棒のようになったり、思いっきり投げたり、水分を含んでたぷんたぷんになったり、ボール全体に針をつける子も!(危なくて持てないよー!)目に見えない何かを回していくだけで、笑いが弾ける。
みんな、ノリがいい。受け入れて楽しんでくれているな〜と感じました。
休憩を挟んで、後半。
全員での拍手回し、速い!いきなり逆に切り替わる!どっちに拍手が飛んでいるのかわからない!続いて全員でのボール回し、またもや回していくうちに変形し、二つのボールがあっちとこっちで回っていって、出会い、合体して、蹴っ飛ばされ、壁に張り付き、引っぺがして、食べて、終了。
みんなの「のる力」すごいです。
その後はまたグループで、事前に書いてもらっていた自己紹介カードとカタルタを使っての自己紹介。この自己紹介カードがほんっとうに素晴らしい。一枚一枚すべて発表したい、と思う内容でした。自画像、自分の名前を使ってのあいうえお作文、好きなものランキング、おすすめスポットなどなど、どれも思わず笑ってしまったり、なるほどな〜と感心したり、これ本当に好きなんだな〜とか、一人一人のことがよく伝わってきました。
カタルタを使っての自己紹介は、みんな苦戦しながらも、頭をひねって言葉を紡ぎ出し、面白い文章が生まれていましたよ。
難しいよなぁ、と隣の子にあいづちを打ったり、なかなか言葉の出ない子にジェスチャーでフォローしたり、という姿も見られました。
最後はリフレクションシートの記入。みんな、たくさんの感想を書いてくれました。
普段あまり話さない人とも話せて楽しかった、カタルタを使っての自己紹介は難しかったけど自分なりに文章を作って楽しかった、コミュニケーションが苦手で緊張するかと思ったけど、全然緊張しなかったし、面白かった。などなど。
先生より「今回のワークシヨップで、3年間見てきた中で初めて見た、みんなの意外な一面がありました。みんな、自分の意外な一面、他の人の意外な一面が見られたのではないでしょうか。そういった中でお互いの良いところを認め合っていけるといいと思います。今後が楽しみです。」
「活動を、頑張って面白がっている人とかがいて、すごくいい空気だなぁと思いました。」

授業後の先生と鳥劇での振り返りでは、
・切り替えが早い。
・受け入れる力がある。
・周りを見て上手に盛り上げられる。
・集中力がある。
という、みんなの素晴らしい面があることを認識しました。
最初は何するんだろう、とちょっと不安だったみんなが受け入れてくれて、楽しんでくれていることをとても感じましたし、周りを見て自然と盛り上げてくれたり、さりげなく友達をフォローする優しさに感動しました。
これからの一年間、鳥劇も一緒に楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!