青谷高校 2017年12月レポート

■2017年12月6日(水)10:55~12:35
ワークショップ
鳥取県立青谷高校
今年の生徒たちはWSを想定して授業を選択していない為、「何でこんなことをやるのか」と思ってしまう。今回からの進行役2人を「モモ&ナッツ」とし、ポジティブに盛り上げていく役とツッコミ役に徹することで、生徒たちに活動になじんでもらう。
1.モモ&ナッツ登場。
予想通りの冷ややかな反応。「生徒たちがバカにできる」存在にはなれた。
2.アイスブレイクゲーム
「バースデーライン」「共通点ゲーム」「エアーボール回し」。
グループ分けでは予想通り、仲の良い生徒でかたまる。ボール回しでは、やってくれない生徒のボールも、どうにかして拾っていくことで、『参加の保証』を確保。ふざけつつも色々変化させていった生徒のボールに反応して返すことで、盛り上がった。
3.コマドリ動画・アプリの説明
動画の例「そんなことできません」。アプリへの順応は早く、iPadを関係ないことに使う生徒もいなかった。
4.お試し動画を撮ってみる
同じ中学グループで分けたため、始めは乗り気ではなかった生徒もあったが、徐々に盛り上がった。
5.感想記入

わかりやすい見本を示してまずは模倣から、という作戦が成功し、撮影をそれなりに楽しんでいる生徒が多く見受けられた。エアーボール回しが好評だった。生徒がどんなに拒否しても、受け止めて反応していくことが大切。今後も、何があっても『参加の保証』をちゃんと示していきたい

■2017年12月13日(水)10:55~12:35
ワークショップ
鳥取県立青谷高校
1.チームのコマ撮り動画を鑑賞
2.インタビュー形式で振り返り
3.もう一度動画を見る
4.先生や他のチームから感想をもらう
5.そのチームの大人が解説
6.まとめ 写真での振り返り
7.もう一度動画を撮ってみる 15分

45分間で省察と動画撮影、というかなりハードルの高い設定なので、前日のミーティングを念入りに行った。タイムキーパーを用意したが、当日は、機材の不調で、タイムキープするどころではなかった。しかし、タイムキーパーがいることで、ずいぶん安心。機材のチェックは、こういったメディア表現活動では、一番大事な点。モモによる捨て身の一発芸で、高校生の集中を途切れさせず、なんとか次の撮影行動に結びつけることができた。
また、機材の不具合の際に、ナッツが慌てず騒がず、生徒と一緒に頑張った姿も、困ってる感が満載で、他の生徒たちもどうなるのーと真剣に考えた。みんなで同じ空間で、同じ時間を体験するという意味で一体感があった。声がちっちゃい人のために、マイクを購入したい。