青谷高校 2018年1月レポート

■2018年1月10日(水)10:45~12:15
ワークショップ
鳥取県立青谷高校
「逆転時間」
1.アイスブレイク。
ジェスチャー伝言ゲーム「お題:職業」
2.前回の動画ふりかえり
3.(10分間休憩後)スマートフォンアプリ「逆転時間」を使って逆転動画の撮影。
4.感想記入・1分動画の撮影
この日は年が変わって1回目のWSだった。
生徒たちは正月休みが終わったばかりで気が抜けていたようだった。生徒たちのやる気を引き出すには時間、勢いが足りなかった。ただし、「逆転時間」というアプリを使った内容であったことから多少生徒たちの集中を保てた。
今回は市内チームに付いていたがやりたくない生徒の引き出し方が分からず、巻き込むことができなかった。リテイクのさせ方にももっといい方法があれば知りたい。

■2018年1月17日(水)11:15~12:45
ワークショップ
鳥取県立青谷高校
1.各チームで動画を見て、何を言うか考える (挨拶含め)
生徒と大人で発表してもらう。
・なんでリテイクしたのか?
・見本動画から変えたところ(工夫したところ)
・タイトルの理由(付けてないチームはタイトルを付ける)
2.動画の振り返り
ティッシュ祭の動画を1チームごとに流し、生徒と大人で発表。
3.「恐怖の毛布」&「恐怖のハンカチ」を見せて、説明
コマ撮り「恐怖の毛布」
逆転再生「恐怖のハンカチ」
の動画を見せて、どちらかの動画を撮影してもらうことを説明する。
4.各チーム撮影 ※完成作は、次回見ます。
5.1分間動画の撮影&感想記入

今回は作った動画の説明を生徒にさせるという方法をとった。
前回どういう経緯で撮影を行ったか生徒に思い出してもらってから1チームずつ聞いていった。しかし、他の生徒たちの聞く準備ができておらず、生徒が発表をしているのに聞かない、聞こえていないという状況ができてしまった。発表者につらい状況だったと思われる。聞く側の体制を整える方法を考えたい。普段発言や発表をしない生徒が動画の説明をしたことが衝撃だった。生徒の変化を感じることができてうれしく思う。
コマ撮りか逆転再生か選ぶ際は逆転再生を選ぶチームはなかった。
モモ&ナッツになってからはずっと「ドリコマ」を使ってきたため、新しいツールを使うよりもイメージがしやすかったのではないだろうか。
ここ数回のWSで乗り気のチームでは、中心メンバー3人が引っ張って動画の撮影を行っている。撮影するために何が必要かわかっているチームなので、やる気が出ない生徒も、途中から役割が見出すことができ、合流できた。どうしてもチーム内に居場所がつくれない生徒には、カメラを渡し、写真撮影をやってもらった。個々に合わせた参加の保証を確保していきたい。

■2018年1月26日(金)10:55~11:40
鳥取県立青谷高校
1.動画を鑑賞して、チームごとに相互評価
① 前回撮影した動画を鑑賞
② 相互評価シートの記入
③ シートの内容を紹介
④ インタビュー
を、5チーム分繰り返した
2.スライドショー
→これまでの授業で撮影した写真のスライドショー、合間に生徒の感想の変化
3.鳥劇メンバーの感想
4.感想記入
水曜日の授業が大雪警報で中止となってしまったが、30分だけでも時間が取れてよかった。最後の授業なのでいろいろな仕掛けを予定していたことが三分の一できた。テスト終わりということもあってか、全員揃っての参加ではなかったが、来てくれてよかった。相互評価シートは自分たちで項目を増やしたり、仲間内で一つ選んで評価内容を決められていた。大人が手伝ってやっとできる状態だった。全員が撮影した動画は、反応が見られることも多く、楽しんでくれていたようである。
全員が楽しめるWSと言うのはとても難しいがこの1年で多くのことが学べたように思う。