逢坂小➁③「自分たちで台本をつくってみよう! 」(2020年7月)

活動目標:絵コンテの登場人物に「セリフ」をつけてみよう。場面ごとにそれぞれ撮影しよう。
学習目標:台本づくりへの抵抗感を減らし、発想を広げる。下級生をイメージして、配役を考える。

2020年7月27日(月)・29日(水)10:35~11:20
進行:高橋・武中・中川

■■1日目■■
1.導入: 全体の構成を共有しよう        <全体>: 5 min
先生がつくってくれた絵コンテを、「紙芝居」として見てみる。
場面を想像しながら、鳥劇が「語り(ナレーション)」を入れてみる。登場人物の「セリフ」を、児童に、思いついた順に言ってもらう。
→いろいろたくさん出してもらう。どれもちがった良さがある。
→思いつくこと、それを伝えること、がやりたくなるよう支援する。

2.活動1: 場面と登場人物を考えよう   <3グループ>: 15 min
『金太郎』班、『大きなかぶ』班、『桃太郎』班に分かれて活動。
それぞれの場面の【1枚目の絵】を元に、
何をしているか/登場人物は誰がいるか
の想像をふくらませる。(絵に描かれていないところも含めてイメージする)
※コツがわかってきたら、2枚目以降もとりかかる。

3.活動2: セリフを考えよう       <3グループ>: 15 min
登場人物をイメージできた【1枚目の絵】または【気になる絵】を元に、
登場人物が言いそうな「セリフ」を考える。
→絵にフキダシを書き込んでもOK
→その役になってみて、セリフを言ってみるでもOK(書記係がメモ)

4.ふりかえり<個人/全体>:10min
リフレクションシート記入。先生から感想。

■■2日目■■

1.導入: ふりかえり        <全体>: 5 min
前回のリフレクションシートから、印象的なものを紹介。
→やったことを思い出したり、自分や他者のいいところをみつけたり。鳥劇が感心したことをレポート。

2.活動1:配役もイメージして、続きを考えよう! <3グループ>:20 min
『金太郎』班、『大きなかぶ』班、『桃太郎』班に分かれて活動。
3つの場面すべての、
〈何をしているか/登場人物は誰がいるか/セリフ〉
を話し合って、大まかに決めてみる。下級生をイメージして、配役も考える。

3.活動2: 試しに撮影してみよう!  <3グループ>: 10 min
大体できたら、動画撮影してみる。
→紙芝居のように、「絵」を撮りながら、子ども達が「声」で演じるでもOK。
→演じたくなるようなら、そのまま撮影でもOK。

※配役は足りないので、他の班の子や先生にも手伝ってもらったり、1人何役も演じ分けたり、工夫してみる。
※3班それぞれ分かれて撮影する場合は、可能場所を確認しておく。

4.次に向けての確認。  <全体>:5min
「撮影動画の見合いっこ」「0場面づくり」「登場人物の名前決め」などを、自分たちで進めて、今度、鳥劇に教えてほしい。

5.リフレクションシート記入。<個人>:5min

■■■■■
逢坂小では1年生時から鳥の劇場と「全校表現・劇づくり」をしているので、高学年になるほど「鳥劇が何を求めているか?」を察知してくれる気がする。ムチャぶりにもこたえてくれ、予想以上のことをやってくれる。
私の担当した班は「桃太郎」をベースに場面づくり。班の2人で、絵にセリフをつけながら場面をイメージしていくと・・・
〈不時着したごんべえが桃太郎に出会い鬼退治に参加するも、鬼たちには鬼たちの生活があり、人間と友好関係を築いていたのに「鬼とは悪い者に決まっている」という桃太郎の偏見により、その関係をくずしそうになる〉
という展開に。
  -私「平和にくらしていたのに桃太郎が突然襲ってきました、さあ鬼たちは何と言う?」
  -Sさん『えーなんで~??』とか『人間はいいやつじゃなかったのか!』
  -Mさん「待って、犬たちもいるはずだよね?」(絵コンテにはない登場人物を想像)
  -私「そうだね、じゃ、犬たちはなんて言う?」
  -子ども達『ん?なんだかやさしい匂いがするワン』『やさしい気配がするキーッ』『桃太郎さんやめてください、こいつらいいやつらですケーン』
・・・なんと豊かな表現力!そして語尾のわかりやすさ!
2日目には配役も構想。全校30人の学校だからこそ、「重要な役は自分がやらなければ」という気持ちが頼もしい。
大体できた台本を持ちながら、ごんべえ役をMさん、他4役をSさんが演じ分け、鬼たちをM先生に手伝ってもらい、撮影まで。
時間ギリギリまで、映像をチェックしていた。
2日合わせてもたった2校時で、「台本づくり」「配役決め」「撮影チェック」まで、小学生がやったなんてビックリである。
彼らもすばらしいが、先生方が日ごろから安心できる環境を整え、鳥劇との関係づくりを支えて下さっているからだと思う。
5・6年生と先生方で台本を仕上げ、秋には下級生と合流して、本格的な劇づくりがはじまる。もう期待しかない!楽しみだ。
(高橋)

絵に表れていない「裏の流れ」をあれやこれや楽しく考えていたEさん。逢坂らしさをいかに盛り込むか、「大岩」が出てくる理由の着目の仕方、『金太郎』テーマ音楽の取り入れ方、いずれも演劇的におもしろくなるように自然に考えようとしていて、さすが!登場人物の設定も下級生たちの特性や傾向鑑み見事な配役ぶり。台詞も含めかなり捗った此のニ時間であった、後は、他の子ども達の意向や意見を取り入れて更に進めたい由…ふせの清水を塞いでしまった大岩をどうやって造るか?等…(武中)